Windows10 スクロールバーの幅を変更する

Windowsでは、画面やページが縦長になると、画像のようにスクロールバーが表示されるようになりますが、このスクロールバーの幅を変更する方法を紹介しています。

スクロールバーの幅を変更するには、レジストリエディターでレジストリの値を変更します。

スクロールバーの幅を変更する

1 スタート右クリック「ファイル名を指定して実行」で「regedit」と入力してレジストリエディターを起動する

※レジストリの値を変更する場合は、自己責任でお願いします

これでレジストリエディターが起動します。

 

2 レジストリエディターの画面左から以下の値を表示させる

「HKEY_CURRENT_USER」-「Control Panel」-「Desktop」-「WindowMetrics」- 「ScrollWidth」

Scrollwidthの値がデフォルトでは「-255」となっています。

 

3 レジストリの値を変更する

Scrollwidthのところでダブルクリックしてスクロールバーの幅を、

太くしたかったら 「-400」などと数値の値を大きくする

細くしたかったら 「-100」などと数値の値を小さくする

任意の値を入力してください。

 

上の画像ですが、Scrollwitdhの値が、上から「-255」「-400」「-100」の幅となっています。

 

4 PCを「サインアウト → サインイン」もしくは「再起動」させる

任意の数値を入力してからOKをクリックしてレジストリエディターを終了させたあと、PCを「サインアウト → サインイン」させるか「再起動」させると、入力した数値が反映されてスクロールバーの幅が変更されます。

もし、スクロールバーを元の幅(デフォルト)に戻したい場合は、Scrollwidthの数値を「-255」にして、 「サインアウト→サインイン」させるか「再起動」 させれば元の幅に戻ります。

 

[関連] Windows10 スクロールバーを表示、非表示にする

 

Windows10 エクスプローラーを開いた時にクイックアクセスではなくPCを表示させる

Windows10では、エクスプローラーを開いた時にクイックアクセスが表示されて、「よく使用するフォルダ」と「最近使用したファイル」が表示されます。

この機能は便利と言えば便利ではありますが、PCを使っていて、必ずしも毎回同じフォルダや同じファイルを使うわけではない場合は、逆に不便に感じる時があり、表示が煩わしく感じる時もあります。

これをクイックアクセスではなく、以前のWindowsのように「PC」を表示させる方法をここでは紹介しています。

エクスプローラーを開いた時にクイックアクセスでなくPCを表示させる

1 エクスプローラーを開く

2 「表示」タブから「オプション」で「フォルダー オプション」を開く

エクスプローラーの上部にあるタブから「表示」タブをクリックしてメニューを出し、一番右にある「オプション」をクリックすると、「フォルダーオプション」が表示されます。

 

 

3 「エクスプローラーで開く」で「PC」を選択する

フォルダーオプション「全般」の一番上の「エクスプローラーで開く」のプルダウンから「PC」を選択して「適用」をクリックする

 

これでエクスプローラーを閉じて再び開くと、「PC」で開くようになり、以前のWindowsのようなハードディスクなどの「デバイスとドライブ」状態が表示されるようになります。

 

やっぱりクイックアクセスのほうが良くて、元に戻したい場合は、上記のフォルダーオプションから再びクイックアクセスを選択して適用をクリックすれば元に戻せます。

Windows10 スタートのタイルを非表示にする方法

Windows10のスタートボタンをクリックすると、右側にはアプリ(ソフト)のアイコンがタイル表示されますが、この表示が煩わしく思ったりする場合もあると思います。そのような時にタイルを非表示にする方法を紹介しています。

タイルのピン留めを全て外す

1 スタートをクリックしてスタート画面を表示させて、アプリのタイルを右クリックして「スタートからピン留めを外す」をクリックする

手間は掛かりますが全てピン留めを外してください。

少しでも手間を省く方法として、タイルがグループに集約されている場合は、グループ名のところで右クリックして、「スタートからグループのピン留めを外す」をクリックすれば、グループごと外せますので時間短縮できます。

全てのタイルのピン留めを外したら画像のように何も表示されてない状態になります。

その状態で、適当にどこかクリックしてスタート画面を消すと、最新のWindows10 Version 1903では、タイルが表示されていた部分がなくなってスッキリした状態でスタートが表示されるようになります。

タイルが表示されていない場合は、自動でタイル表示の部分が非表示になるようです。

もし自動でスッキリした状態にならない場合は、タイル表示されている右端部分をドラッグして左端まで持っていってください。

タイルを表示させたい

再びタイルを表示させたい場合は、スタートから表示させたいアプリ(ソフト)のアイコンを右クリックして「スタートにピン留めする」をクリックするとタイル表示されます。

タイルの上にマウスを持っていけば、「グループに名前を付ける」と表示されるので、クリックすれば任意のグループ名を入力できるようになります。

Windows10でコントロールパネルのショートカットをデスクトップに表示させる方法

Windows10でコントロールパネルを開くには、「スタートメニュー」→「Windowsシステムメニュー」内にあるコントロールパネルをクリックすれば開けますが、正直手間が掛かります。

そこで、デスクトップ上にコントロールパネルのアイコンを表示させる方法や手早くコントロールパネルを開く方法をここでは紹介しています。

コントロールパネルのショートカットをデスクトップに表示させる

Windowsを使っていてソフト(アプリ)を起動させる場合、やはりデスクトップのショートカットから起動させる場合が一番速いと思われます。コントロールパネルのショートカットもデスクトップに表示させましょう。

1. デスクトップ上で右クリック「個人用設定」をクリックする

2. メニューの「テーマ」から「デスクトップのアイコンの設定」をクリックする

3. デスクトップアイコンの設定で、「コントロールパネル」にチェックを入れて「適用」→ 「OK」をクリックする

これでデスクトップ上にコントロールパネルのアイコンが表示され、クリックすると起動します。

他にタスクバーにピン留めしたり、スタートにピン留めする方法も紹介します。

タスクバーにピン留めする

1 . 「スタートメニュー」→ 「Windowsシステムメニュー」→ 「コントロールパネル」を右クリック

2. 「コントロールパネル」を右クリック → 「タスクバーにピン留めする」をクリック

これでタスクバーに「コントロールパネル」のアイコンがピン留めされるようになり、クリックすればコントロールパネルが起動します。


スタートにピン留めする

1 . 「スタートメニュー」→ 「Windowsシステムメニュー」→ 「コントロールパネル」を右クリック

2. 「コントロールパネル」を右クリックして「スタートにピン留めする」をクリックする

スタート画面右側にコントロールパネルが表示されるようになるので、コントロールパネルのアイコンをドラッグして好きな場所に配置できます。

デスクトップ上にショートカットを作らない。また、タスクバーのスペースをコントロールパネルに費やしたくない場合、2ステップにはなりますけど、スタート画面にコントロールパネルのアイコンを表示させる方法が手早いです。

その他にコントロールパネルを起動させる方法として、

・「スタート」右クリック →「ファイル名を指定して実行」に「control」を入力して起動

・タスクバーに「検索ボックス」を表示させている場合、「cont」を入力すれば検索結果に「コントロールパネル」が表示されるのでクリックで起動

・windowsキー + pauseキーで表示されたシステムの画面の上部の「コントロールパネル」をクリックさせて表示

などといった方法でも「コントロールパネル」を表示させることができます。

個々のお好みで表示させればいいと思いますが、やはりデスクトップ上にショートカットを作成させておく方法が一番かと思われます。

Windows10 シャットダウンのショートカットをデスクトップに作る

Windows10で通常電源をシャットダウンする方法は、スタートから電源→シャットダウンと手間が掛かります。

その行程を少しでも短縮するため、シャットダウンのショートカットをデスクトップに作る方法を紹介しています。

シャットダウンのショートカットをデスクトップに作る

1. デスクトップ上で右クリック→新規作成→ショートカットをクリック

2. ショートカットの作成で「shutdown -s -f -t 0」を入力する

< shutdown -s -f -t 0 >

< >の sから0までの文字列を入力して、「次へ」をクリックしてください。

[補足] 高速スタートアップが有効な場合は、 <shutdown /s /t 0 /hybrid >にしてください。詳細はページ下部に記載しています。

3. ショートカットの名前を付けて完了をクリックする

ショートカットの名前は好きな名前にしてください。名前を入力して完了をクリックすると、デスクトップ上にシャットダウンのショートカットが作成されます。

このショートカットをクリックするとシャットダウンされます。

アイコンのデザインを変更する

シャットダウンのショートカットを作成しましたが、そのままでは味気ないデザインのままですので、アイコンのデザインを変更する方法を補足として。

「シャットダウン」のショートカットを右クリックして「プロパティ」をクリック→「アイコンの変更」をクリックする

「アイコンの変更」をクリックすると画像のように、

「ファイル C:\Windows\System32\shutdown.exeには、利用できるアイコンがありません。一覧からアイコンを選ぶか、別のファイルを指定してください。」

という文字列が出ますが、そのままOKをクリックしてください。

クリックすると「アイコンの変更」というアイコンの一覧が出ますので、好きなアイコンを選択して「OK]をクリックするとアイコンの変更ができます。

アイコンのデザインは任意で良いですが、Windowsを使っていたらこの電源マークが判り易いではないでしょうか。

タスクバーにピン留めする

デスクトップ上に作ったシャットダウンのショートカットを右クリックして、「タスクバーにピン留めする」をクリックすると、タスクバー上にシャットダウンのアイコンが表示され、クリックでシャットダウンすることができます。

完全シャットダウンとシャットダウン(高速スタートアップ有効)

ここで紹介しているシャットダウン(コマンド: shutdown -s -f -t 0 )はPCの電源を完全にシャットダウンするものです。

Windows10では、PCのデバイスの状態を保存して次に起動する時に高速化する「高速スタートアップ」という機能が備わっています。

デフォルトの設定ではこの高速スタートアップが有効となっていますので、コマンドの文字入力を、

shutdown /s /t 0 /hybrid

に置き換えてください。

自分のPCの「高速スタートアップ」が有効になっているかは、スタート → Windowsシステムツール → コントロールパネル → ハードウェア → 電源オプションの「電源ボタンの動作の変更」をクリック

シャットダウン設定に高速スタートアップの項目があり、チェックが入っていれば有効、入っていなければ無効となっています。

私は高速スタートアップを無効にして、シャットダウンは完全シャットダウンさせています。

理由としては、PCを長時間使わないときは完全に電源を切って、次に使いたいときはPCの状態をリフレッシュさせた状態で使いたいからと、起動ドライブにはSSDを使用しているため、PCの起動にはそれほど時間がかからないためです。

厳密に見たら高速スタートアップのほうが速いのかもしれませんが、前回終了時のデバイスの状態と同じ状態で起動しなければならず、外付けハードディスクなどのデバイスを使用してて、外したとか状態に変化があった場合に不具合等が起きる可能性があるためデメリットもあります。(高速スタートアップのデメリットについてはググってください。)

高速スタートアップを有効にするか無効にするかはPCの使用状況に応じて決めればいいと思います。

[関連] Windows10 「Alt」+「F4」キーでシャットダウン